サイエントロジー教会がチャーターした旅客機は1月21日にポルトープランスへ向けロスを出発しました。ハイチ人のジュード・ファレーズと彼女の16歳の息子も搭乗しました。ファレーズは1月12日のM7.0の地震で11人の兄弟姉妹やいとこを失いました。彼女は生き残った人々を助けたいと思いました。

先週、ロスのサイエントロジー教会でグリーフ・カウンセリング（人災や天災などによって悲劇的状況にある犠牲者に対して、そうした突然の不幸から立ち直れるように提供される専門のカウンセリング）を受けた際に、ファレーズは教会がハイチに送る医師、看護師、救命士やボランティア・ミニスターを募っていることを知りました。彼女はサイエントロジーのボランティア・ミニスター災害救援コーディネーターに会い、彼女のポルトープランスにある自宅をボランティアに貸すことを申し出ました。そして彼女は必要な技能を学ぶと自らボランティア・チームに参加することを決心しました。

ジュード・ファレーズ

「私は家でくつろいでいるわけにはいかず、10代の息子を連れてボランティアに参加するところです。もし私が家族や夫、子供達とそこで被災したらと思うと…。そこへ行くのが私の義務だと思うのです。」

そして彼女はポルトープランスの医師たちに会い、ボランティア・ミニスターたちと協力し合うよう働きかけました。

サイエントロジーのボランティア・ミニスター達や医療関係者達を含む100人以上が、サイエントロジー教会が組織し、ニューヨークからチャーター機で1月16日に現地にすでに到着している126人の医師、看護師、救命士やボランティア・ミニスターたちと合流するためにポルトープランス行きの木曜日の便に搭乗しました。ボランティア・ミニスターはポルトープランス空港を拠点に、医療関係者の配置、水や食料の供給を助け、そして精神的ショックやストレス、心身の極度の疲労やトラウマを軽くする精神的な応急手当てを施しました。